2013年7月18日木曜日

STORYBOAD


受託開発だろうとなんだろうと、技術が中心だ。
でも、技術が中心にならないことが多くって、だからSIはオワコンとか言われてしまうんだと思う。
受託開発で技術を真ん中に持ってくるには、はじめのはじめから変えないとダメだ。
だから、提案についてちょっぴり勉強をはじめてみました。
APMPのテキストを読んだ感想など書いてみます。

ストーリーボード(STORYBOAD)

ストーリーボードは映画の絵コンテみたいなもので、提案書作成の効率化が目的だ。ストーリーボードは文章と図で提案のアウトラインをつくる。

小さなストーリーボード

  1. タスクの理解
    • この章で書くべきこと
  2. 要求の分析
    • 要求との対応(きちんと答えているか)
  3. 提案内容
    • 主な課題
    • アプローチ(技術/管理)
    • 特徴と効果
    • 主張の補足、根拠
  4. 戦略
    • 差別化要素
    • テーマ
  5. 図表
    • 図表タイトル
    • アクションキャプション

一般的なストーリーボード(提案開発ワークシート)

「タスクの理解」と「要求の分析」は、キックオフミーティングの前に、コアメンバーがを整理しておき、メンバーに提供するとよい。
ストーリーボードを完全に仕上げてからメンバーに提供する方法はうまくいかない。
他人のつくったストーリーボードは無視しがちだからだ。
書く前にコンセプトをはっきりさせて手戻りをなくし、勝てる提案書にする。
そのためにうまくストーリーボードを使おう。
  1. 関連する提案情報
  2. 関連するRFPの項目
  3. 要求との対応チェックリスト
    • RFPの項目
    • RFPへの対応
  4. アウトライン(RFPの要求ベース)
    • 見出し番号
    • 見出しタイトル
  5. 関連する提案戦略
  6. 主な課題
  7. 要求と課題へのアプローチ
  8. ソリューションの特徴と効果
  9. 差別化要素
  10. リスク
  11. 経験・実績
  12. メッセージ
  13. テーマ
  14. 図表
  15. アクションキャプション

ストーリーボードを管理ツールに

手戻りを防止するために、全てのストーリーボードを頻繁にレビューするべきだ。
スピードアップのために、以下の手順のワークショップ形式でやるという方法もある。

  1. タスクについて説明し、明確な品質標準を決める。
  2. 短い時間でタスクを完成させるように依頼する。
  3. どんな質問にも回答し、共有する。
  4. グループでレビューし、協働を促進させ、情報共有と改善を促進する。
  5. 十分な内容になるまで繰り返す。
  6. 次の章に入る。





提案開発ワークシートはBDUP(Big Design Up Front)だと思う。
アジャイル好きとしては、以下の順にインクリメンタルかつイテレーティブにやるといいと思う。

  1. 小さなストーリーボード
  2. 提案ポイント
  3. 見出し(アウトライン)
  4. トピックセンテンス
  5. 重要な図表
  6. 文章

最初にワークショップ形式でやるのはいいかも。
今度やってみよう。




ネタ:APMP Proposal Guide: the Foundation Accreditation Study Guide
https://apmp.site-ym.com/store/view_product.asp?id=1018152


参考:kumi shiki blog

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